2011-04-09

目立たないけど全力でお勧めしたいオンラインストレージ”ZumoDrive”の使い方

ZumoDrive はドライブを増設した感覚で扱えるオンラインストレージです。
ファイルをローカルに自動同期しないのでデバイスの容量を減らさずにファイルを扱えるのが特徴で iPhone や iPad などの容量が少ないデバイスにも最適。
iTunes のプレイリストや Picasa のファイルをデフォルトで取り込んで自動で更新してくれるのも特徴です。
Dropbox や Sugersync にも勝ってるかもしれない便利さを是非味わってください!



ZumoDrive の特徴

  • 無料で2GB、最大7GBまで増やせる
  • ファイルにアクセスした時点でストリーミングでダウンロードされるのでローカルの容量は食わない
  • 逆に常にローカルに同期させることも可能
  • ファイルの種類ごとの詳細な同期設定。音楽は全てキャッシュ、ドキュメントはキャッシュしないといった使い分けができます。
  • 転送速度の詳細な指定ができる。
  • 同期状態の閲覧、同期の一時停止ができる。
  • 上記のような小難しい事を考えなくても、単純にドライブを増設した感覚で扱える。
  • めんどうな設定なしで iTunes や Picasa のライブラリすべてを再生可能。
  • iPhoneで撮影した写真も動画も直接アップロード。
  • ファイルのバージョン管理あり。
  • Web版が見やすい、分かりやすい。
  • 類似サービスに比べ、有料プランが一番低額から利用可能。
  • Windows、Mac 対応。iPhone アプリあり。今後 Linux、Android、WinMobile にも対応予定。
ZumoDrive 公式日本語FAQ http://www.zumodrive.com/faq?locale=ja

ZumoDrive のインストール

ZumoDrive の「Get ZumoDrive Now」からソフトをダウンロードします。
★ここから登録すると、あなたと私 にボーナス容量 250MB が貰えます

インストーラーを実行。
まだアカウントを持っていない場合「No,sigu me up!」をクリック。持っている場合や2台目の場合は「Yes,sign me in!」。

メールアドレスを入れ、アカウント名・パスワード・PC名を決めたら「I accept~ 」にチェックを入れ「次へ」

ZumoDrive と同期させたいフォルダを選択

★ここで注意。
この際に任意フォルダを指定や、iTunes 、 Picasa をインストールしている場合は自動で選択肢に表示してくれますが、初回アップロードは結構な時間がかかるため、とりあえず非選択でインストールを終了させるのがおすすめ。
2 GB以上の容量のフォルダを指定した場合はアップグレードへを促してくれます。

次はプランの選択。「1GB 無料」(見にくい)をチェックして「次へ」で完了!

コンピューターに仮想ドライブ"ZomoDrive (Z:)"が産まれた!おぎゃー!

これで準備完了!
ちなみにZ が埋まっている場合は自動で他のドライブレターが選択されます。また、ドライブレターは後で設定から変更出来ます。
次にせっかくなので容量を増やしておきましょう。

お題クリアで容量アップ

Zumodrive web にアクセスし、「道場(Dojo)」で出されたお題をクリアしていくと計1GBの容量UPボーナスが受けられます!
白帯・黄帯は簡単ですが後半ちょっとややこしいので解説。
もし言語が英語になっていたら、ページの最下部から日本語に変更してください。


全体の流れは、お題を達成→「I've done this」クリック→256MBアップ!の繰り返しです。

青帯
1.Zドライブにファイルをアップロード。
2.クリックしてwebで閲覧。

茶帯
1.PC内のフォルダを右クリックして「フォルダをZumoDriveにリンクする」。
2.クリックしてwebで閲覧。

黒帯
1.ローカルフォルダを右クリックして「ZomoDrive - 共有」 →「共有ファイル」→「ユーザー追加」。
実際にユーザーを追加せず zumo@zumodrive.com と入れるだけでもOKです。※このユーザーはすぐに消えます
2.他のデバイスにもインストール。これが一番難関かもしれません。私はiPhoneに入れてみました。


ZumoDrive クライアント

起点はタスクトレイアイコンです。
タスクトレイの雲アイコンを右クリックすることで各種メニューが開きます。
基本的な使い方は「ZumoDriveを開く」でドライブ:Z を開き、同期させたいフォルダ/ファイルを入れるだけです。


共有したいフォルダを指定する

ローカルフォルダを右クリックして「フォルダをZumoDriveにリンクする」
これだけで自動同期され、他のPCでも、どのデバイスでもファイルが利用できるようになります。
解除するには「設定」→「リンクされているフォルダ」から。


ファイルをキャッシュする

ZumoDrive はファイルをローカルに完全に同期させないのが特徴ですが、Dropbox や SugarSync のように完全に同期させることもできます。
タスクトレイアイコン右クリック→「設定」→「設定」→「上級」タブの「ファイルを常にキャッシュする」にチェックすると、全ファイルが自動で同期されます。
キャッシュさせない場合、ファイルを扱うたびにダウンロードすることになるので多少の時間はかかりますがデバイスの容量は減りません。
キャッシュさせた場合、デバイスの容量は使いますが高速にファイルが扱えるようなります。



同期ポリシーを設定する


「ファイルの同期ボリシー」を「ローカルに維持しない」にすることで、デバイスの容量を減らすことなくファイルを扱えます。
音楽、画像、書類などファイルの種類ごとに指定できるのは本当に便利!
未キャッシュでも画像などはストレスなく開けますが、動画はけっこうな時間がかかりキツイです(Wi-Fi時)。
いっそ ZumoDrive を音楽・写真のストリーミング専用サービスにしてしまってもいいかもしれません。

ローカルにおけるファイルの状態はアイコンの記号で分かります。左はキャッシュ済み。右はネット上です。
iTunes のライブラリなどは ZumoDriveの起動時に自動で同期されるので特に意識する必要がなくてとっても便利。


ZumoDrive Web


Dropbox web や SugarSync web よりも見やすく、操作も分かりやすい。

ファイルのバージョン管理


ZumoDriveバージョン管理

ファイルを選択して「履歴」か、「リサイクル箱」からファイルの過去バージョンの復活ができます。
履歴の保存数は無制限のようですが、期間がよくわかりません。一ヶ月かな?分かったら追記します。
詳しい履歴管理の比較は ファイル同期サービスをどれにするか迷ったら見る表【随時更新】 へ。

残り容量が少なくなったらリサイクル箱をチェック


ZumoDrive から削除したファイルは ZumoDrive web の左上、「リサイクル箱」に収納されます。
ZumoDrive web 使い方
この過去のファイルも使用容量に含まれるので、あきらかに必要ないファイルはここから削除しておきましょう。
「設定」→「修正管理」→「修正を保存しない」でバージョン管理を止めることもできます。
音楽・画像ファイル専用ストレージにしてしまうという手も。

ZumoDrive iPhone アプリ


ZumoDrive_iPhone版の使い方 ZumoDrive_iPhone版の使い方 ZumoDrive_iPhone版の使い方

ZumoDrive iPhone アプリの特徴


  • iPhone の「設定」→「ZumoDrive」から、ファイルの種類毎のキャッシュ容量を指定できる
  • 写真・動画のアップロードが可能!
  • 曲の早送り・巻き戻しに対応。
  • アップロード時にファイル名を変更出来る。地味ながらかなり便利。
  • スライドショー対応。
  • 未キャッシュファイルが一目で分かる。
  • 今のところ音楽ファイルの日本語は文字化けしてしまう。。。
  • スライドショーでたまに落ちる。。。

iPad 用アプリは現在(10/07/25)まだありませんが、画像などは本来の解像度できれいに表示されます。

無料で容量をZumoDriveの容量を増やすには


ZumoDrive を紹介して登録してもらうことで、1人に付き 250MB、最大で 5GB 増やすことができます。
新規登録した人にも250MBのボーナス容量が貰えます。
知り合いにメールを送るか、専用URLをブログやSNSなどでお知らせして登録してもらう方法があります。
専用URLはこちら

ZumoDrive の欠点


  • 同期が低速
  • 大量のファイル扱うと不安定

唯一にして最大の欠点は同期の遅さ。
それを除けば全体的に他のサービスより優れた面も多いクラウドサービスだと思います。

追記 2011/04/15:最近ブログもアプリも更新がなく、やる気が感じられません・・。ムウ。
追記 2011/08/19:Web版も不安定に。どうなってしまうのか・・。

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